さもとら家のミケ

よく悩む人

仕事について

2回目の転職をした。転職エージェントさんに言われたことでひっかかったことがある。

私が言った「休日に仕事のことを考えるのが嫌なんです、仕事のために勉強するのも自分の時間を使うのも嫌なんです。」に対しての返しが

「少なからずどの仕事でもそうなると思いますけど」

 

言いたいことはわかる。言われたことだけやる、向上心がないまま働くのではお前の望むような年収の得られる仕事はない、正社員でそんな仕事はない、ということだ。わかる。

でも私は勤務時間以外は仕事のことを考えたくない。むしろなぜ世の中の多くの人がそういった状況で生きていけるのかがわからない。四六時中仕事のことを考えていても幸せな人もいるだろう、ただし少なくとも私の知る世界では一握りだ。それなのにどうして止めない?どうして続けられる?

平均8時間働くとして、睡眠の次に多く人生の時間を費やすだろう。それをなぜ「仕事」にしなければいけない?人生の多くの時間を費やしたい!と思えるような仕事がわからないし、自分の興味が仕事に落とし込めない。「仕事が嫌、毎日つらい」と言うと、「みんなそうだよ、やりたいことを仕事にしている人なんで少数だよ、気にしすぎだよ」と言われる。みんな我慢しているからといって、なんで私まで我慢しないといけない?

1日8時間、または休日も費やしてまでやりたい仕事がわからない→ではやりたい仕事でなくてもいいから、8時間で完結する仕事がいい→そんな仕事はない(あってもそれだけでは生活できない)→ふりだしにもどる

前の仕事はとても楽で、つらいということはなかったが、その分お給料も安く4時間で終わる仕事を8時間に希釈しなければいけない仕事だった。私の時間を返してくれと毎日思っていた。

前の前の仕事は休日にも社用携帯に連絡がくるし数値管理をしなければいけない仕事だった。休みの日も意識が職場にあるのがほんとうに嫌だった。ここでも思った、私の時間を返してと。

どうしてみんな仕事に自分の時間を、精神を取られることに耐えられる?どうして?

本当に楽しいと思える仕事に就いている人はいい、だが「そうでない人が大半だよ」と言う割に世間はそうあること(人生の中心を仕事に置き、それを苦としないこと)を強要してくるように感じる。どうしてできる?どうして?